塗装について
塗装について
塗装工事の本来の目的をご存知でしょうか?多くの方は美観を整え、古びた建物を新築のように生まれ変わらせると思ってしまいがちです。もちろんそれは間違いではないのですが、塗装工事の本来の目的は建材の退化防止です。
一般的な建物の外壁には、モルタルやサイディングが使われていますが、残念ながら劣化しない建材というのはありません。太陽の紫外線、風雨、排気ガスの汚れなどが原因で劣化してしまいます。それを抑制するのが塗装の役割です。建物をコーティングし、防水機能を発揮させ、風雨や紫外線に耐えうる建物にするのが目的なのです。
一般的に最初に塗り替えを行うのは、新築を建ててから約10年前後が目安です。しかしあくまでこれは目安。新築時にどんな塗料が施されたかや、使われている建材、あるいは建物の立地環境にも、耐用年数は左右されます。
ただいつまでも安心はできません。劣化に気付かず適切な塗り替え時期を過ぎてしまうと、建材の劣化だけが促進し、大きな修繕工事が必要となってしまうケースもあります。何も問題がなくとも、8年を過ぎたあたりで塗り替えを検討されるのがベストです。
当方は内外装ともに塗装工事を承っております。室内を塗装で彩ると、塗装独特の風合いや質感が出て、オリジナリティ溢れるおしゃれな空間に仕上がります。見た目のデザイン性が重視されることもある店舗やカフェなどの内装で、塗装工事が選ばれるのもこのため。内装のリフォームで塗装工事をお考えでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
屋根は常時太陽の紫外線にさらされており、それが傷みを促進します。
屋根は風通しがよいのですが、照り返しが強く、夏場の日中は70~80度の表面温度を記録することもあります。
雨や風、雪や台風などの自然現象も、屋根にとっては過酷な環境といえます。
日々過酷な環境下で建物を天から守る屋根。「屋(いえ)の根」と文字で書くように、屋根は建物の命ともいえる箇所です。紫外線や太陽熱、風雨などから守ってくれる屋根は、そのせいで外壁よりも傷みが早いため、メンテナンスを怠らないことが大切です。建材の退化防止を怠ると、雨漏りにつながってしまう恐れもあります。
今はそのような過酷な環境を考慮した、機能的な塗料もあります。温度上昇を抑える遮熱塗料なども、高価ですが場合によっては選択肢となりえます。コストを優先するのか、機能を優先するのか、私たちと一緒に考えていきましょう。
屋根の塗り替えも一般的には、新築を建ててから約10年前後が目安です。しかし何度もお伝えしているように、屋根は外壁よりも傷みが早い箇所。外壁に問題なくとも屋根が劣化しているケースはあり得ます。しかし気軽にチェックすることの難しい場所にあるのが屋根ですから、劣化を見逃しがちです。
もし外壁に塗膜の劣化がある場合、屋根にも同等かそれ以上の劣化がある可能性が高まります。新築を建ててから最初の塗り替えは、お客様のご予算とも相談しながら、外壁塗装と屋根塗装を同時に行うのが理想です。
ベランダやバルコニー、共用階段や渡り廊下など、他よりも比較的雨水にさらされやすく、雨水が溜まりやすい場所には防水工事が必要です。防水工事も、建物を長く使う上で必要となる工事。防水層に劣化や不具合がある場合は、雨漏りや雨水による建物の耐久性の低下を招いてしまうため、定期的なメンテナンスを実施しましょう。
以下のような建物に対応しています。
盛田建築塗装では各種塗装工事や防水工事を、上記のような建物で行っております。外壁塗装のご相談をしたいお客様や、屋根の塗り替え業者を探しているお客様、防水工事を考えているお客様は、些細なことからお気軽にお問い合わせください。
外壁に手で触れた時、手に白い粉状のものが付着するのは、塗膜が劣化している証拠です。
塗膜の防水機能が低下すると、雨水によって苔やカビが発生する場合があります。汚れが付着している場合も注意が必要です。
ヒビ割れから雨水が浸入し、雨漏りにつながる恐れがあります。髪の毛ほどの細いクラックでも見逃さないように。
鉄部にサビが発生している場合は、見た目もよくありませんので塗り替えの目安となります。
外壁材の継ぎ目に施工するコーキング(シーリング)も、水漏れや湿気を防ぐ重要な部分です。ひび割れや剥がれが見られる場合は是非ご相談を。
私たちは職人直営の塗装店。お客様からご注文をいただくのも、現場で施工を行うのも同じ職人です。塗装工事だけを下請けに任せたりはしていないので、ご要望をしっかりと施工に反映でき、かつ無駄なコスト(マージン)を抑えた施工が可能です。
また塗料には耐用年数があります。機能性の高い塗料であればその分、耐用年数も長くなるのですが、施工する建材と塗料の相性や建物の立地環境にもよるため、実際には多少のふり幅があります。一般的には塗装工事を行ってから約10年スパンといわれますので、そのタイミングで塗り替えを行うのがベターですが、すでに上記のような劣化が発生している場合、早急な塗り替えをオススメいたします。そしてこういった際に、浮いたコストで塗料をグレードアップさせるのもオススメです。